100冊記念企画 全員プレゼント
投稿日: カテゴリー ビジネス書解説

一発逆転を狙う人が失うもの|「10秒で2億円」事件から学ぶ積み上げの成功法則

「10秒で2億円」という高級時計店窃盗事件を題材に、一発逆転を狙う人が投資詐欺や怪しい副業に引き寄せられる危険を解説。積み上げる力、自分が勝てる場所を見つける大切さを紹介します。

「10秒で2億円」と聞いたら、思わず気になってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は、中野ブロードウェイの高級時計店から、腕時計4本、2億円相当が盗まれたという話題を取り上げます。文字どおり、犯行にかかった時間はわずか10秒。その後、警察が男2人を逮捕したとされています。

もちろん、犯罪は絶対にいけません。ただ、このニュースが大きく注目された理由の一つは、「たった10秒で人生が変わる」という強烈な響きにあるのだと思います。

では、私たちは本当に、短時間で一気に人生を変える必要があるのでしょうか。

一発逆転を探すほど、危ない話に近づいていく

人生を一瞬で逆転したい。そう思う気持ちは、決して特別なものではありません。今の状況を変えたい、お金の不安をなくしたい、周りを見返したい。そう考えたとき、「すぐに儲かる」「毎月確実に増える」といった言葉は、とても魅力的に見えます。

しかし、一発逆転を強く求めるほど、投資詐欺やギャンブル、怪しい副業の話に引き寄せられやすくなります。

たとえば、「月利10%」のような、現実には簡単に続くはずのない話を信じてしまう人がいます。私は、投資詐欺に遭った人に10人以上会ったことがあります。数百万円を振り込むよう誘導され、実際に振り込んでしまった人もいました。

「なぜ、そんな話を信じるのだろう」と外から見ると思うかもしれません。でも、早く状況を変えたいという気持ちが強いと、冷静な判断が難しくなります。

ギャンブルも同じです。私は普段あまりやりませんが、競馬に行くのは1年に1回、あるいは半年に1回くらいです。自分の中で距離を保つことで、突然はまってしまうことを避けています。

一発逆転の「後」に努力できるのか

仮に、何かのきっかけで一気に結果が出たとしても、そこで終わりではありません。その後に努力を続けられるかどうかが大切です。

一発逆転を考えたら、必ず「その後の努力」まで考えてみてください。努力は3日で終わるものではなく、3か月かかるかもしれません。1年かかるかもしれません。

一度に大きく得たものは、一度に大きく失うこともあります。急に入ってきたものは、急になくなる可能性もある。だからこそ、長い時間をかけて積み上げていくほうが、人生の土台になります。

人生を変える三つのポイント

一つ目は、「一撃で得たものを、一撃で失わない」ことです。いきなり大きく儲かることだけを目標にすると、失ったときのダメージも大きくなります。結果を急ぐより、続けられる形を選ぶことが重要です。

二つ目は、「積み上げる力」を持つことです。

私の場合、最初に出した本は売れませんでした。2冊目も、3冊目も売れない。そういう時期が続きます。でも、どこかで1冊が売れると、過去の本にも興味を持ってもらえることがあります。新しい1冊をきっかけに、これまでの積み重ねが生きてくるのです。

YouTubeも似ています。動画を出し続けても、すぐに結果が出るとは限りません。それでも、1年後、2年後に、過去の動画がふっと伸びることがあります。積み上げてきたものが、時間を置いて届くのです。

三つ目は、「自分が勝てる場所を先に見つける」ことです。

向いていない場所で努力を続けると、努力しているのに結果が出ない、という状態になりがちです。そこで自分を責める前に、「自分が力を発揮しやすい場所はどこか」を考えてみてください。

人には、生まれ持った三つのスイートスポット、つまり成功しやすい職業や分野があると考えています。自分のスイートスポットが見つかれば、あとはそこで積み上げていけばいい。いきなり当たるかどうかは分かりませんが、積み上げの先で、どこか一度大きく伸びる可能性があります。

一発逆転ではなく、積み上げの先の一発を目指す

「10秒で2億円」という言葉は、たしかに強烈です。でも、私たちが目指すべきなのは、危険な一発逆転ではありません。

自分が勝てる場所を見つけ、そこで努力を続ける。その結果として、ある日、一気に花開く。これなら、得たものを守りながら、次の努力へつなげていけます。

今日からできることは、怪しい「すぐに儲かる話」を探すことではありません。自分が続けられること、過去の努力が資産になること、そして自分が勝てる場所を一つ考えてみることです。

一発逆転を探す前に、積み上げる場所を探してみましょう。人生を変える力は、派手な10秒ではなく、毎日の継続の中にあります。

100冊記念企画 全員プレゼント

栗山巧選手が25年間一筋を貫いた理由|2000安打より大切な「続けられる場所」の見つけ方

栗山巧選手が入団以来25年間一筋を貫いた歩みから、2000安打より大切な「続けられる場所」の見つけ方を考えます。才能より環境、短期の成功より長く輝くための3つのポイントを紹介します。

栗山巧選手の引退から、私たちが学べること

「頑張っているのに、なかなか結果が出ない」「今の仕事をこのまま続けていいのか分からない」。そんな悩みを抱えている人は、少なくありません。

今回考えたいのは、記録を伸ばす方法だけではありません。栗山巧選手が、入団以来25年間、他球団へ移籍せず、同じ場所でプレーを続けてきた理由から、長く輝き続けるための考え方を学ぶことです。

栗山選手は、通算2,151安打を記録した選手です(動画内では8月23日時点の数字として紹介)。2000安打という大きな記録ももちろん素晴らしいのですが、私がより価値を感じるのは、25年間一筋で積み上げてきた時間そのものです。

派手な一瞬より、積み上げ続けた25年

野球界では、2000安打、首位打者、フルイニング出場、ゴールデングラブ賞など、目に見える記録が注目されます。栗山選手にも、2008年の最多安打、2010年のフルイニング出場とゴールデングラブ賞、2018年の球団記録更新など、さまざまな実績があります。

しかし、記録だけを見ていると、本当に大切な部分を見落としてしまいます。それは、結果が出る前も、思うように注目されない時期も、同じ場所で努力を積み重ねてきたことです。

一瞬だけブレイクして、その後に続かなくなる人もいます。一方で、すぐに大きな結果が出なくても、自分に合う環境で努力を続けることで、少しずつ強みが育ち、長く輝ける人もいます。

成功を考えるとき、誰かよりもすごいかどうかだけを基準にする必要はありません。自分が長く続けられる場所を見つけられるかどうか。それが、人生を変える大きな分かれ道になります。

才能の大きさより、続けられる場所を選ぶ

「才能がある人だから、25年間も続けられた」と考えたくなるかもしれません。しかし、才能の大きさだけで、長期間の積み上げは決まりません。

大切なのは、自分の強みが自然に出てくる場所を選ぶことです。栗山選手にとっては、埼玉西武ライオンズという場所が、長く続けるための環境だったのだと思います。

どれだけ能力があっても、毎日が苦痛で、価値観が合わず、努力の方向もかみ合わない場所では、力を出し続けるのは難しいものです。逆に、自分に合う場所であれば、努力が無理な我慢ではなく、日々の積み上げになっていきます。

これは会社や仕事にも当てはまります。今いる会社を「ここが自分の場所だ」と言えるでしょうか。今やっている仕事を「これは自分の仕事だ」と思えるでしょうか。

もちろん、どんな場所にも大変なことはあります。ただ、嫌な環境をただ我慢し続けることが、成功への近道とは限りません。自分に合わない場所で消耗しているなら、次のステップを考えることも必要です。

人生を変える3つのポイント

栗山選手の歩みから、私が考えるポイントは3つあります。

1. 才能の大きさより、続けられる場所を選ぶ

最初から圧倒的な才能があるかどうかよりも、努力を続けられる環境かどうかを見極めます。「ここで続ける」と決められる場所なら、経験が積み上がり、昨日できなかったことが少しずつできるようになります。

2. 自然と強みが出る環境に身を置く

自分の強みは、無理に作り出すものではありません。合う場所に居続けることで、周りから評価される部分や、自分が自然にできることが見えてきます。努力をしているのに自分らしさが消えていくなら、場所との相性を見直すサインかもしれません。

3. 一瞬ではなく、長く輝くことを目指す

短期間で注目されることだけが成功ではありません。長く続けられる仕事を選べば、経験が資産になり、年齢を重ねるほど積み上げが力になります。私自身も、35歳頃までが花型で、その後に仕事が少なくなるアナウンサーより、積み上げが続く作家の道を選んだ、という話をしています。

まだスイートスポットを見つけていないだけかもしれない

自分に向いている仕事が見つからないと、「努力が足りない」と考えてしまいがちです。しかし、まだ自分のスイートスポット、つまり自然に力を発揮できる場所を見つけていないだけかもしれません。

栗山選手にとって、それはライオンズだったのではないでしょうか。あなたにも、これから見つかる場所があるはずです。

大切なのは、今の環境で我慢し続けることではありません。「自分はどこなら長く続けられるのか」「どんな場所なら強みが自然に出るのか」を考え、必要なら次の一歩を選ぶことです。

2000安打という記録の裏側にある、25年間一筋の積み上げ。栗山巧選手の歩みは、人生を変えるのは一度の大勝負ではなく、自分に合う場所で続けることだと教えてくれます。

あなたは今いる場所を、「ここが自分の場所だ」と言えるでしょうか。まずは今日、自分が長く続けられる場所の条件を3つ書き出してみてください。

100冊記念企画 全員プレゼント

婚活で年収5000万円を求めてもいい?理想を下げずに人生を動かす3つの考え方

婚活で年収5000万円を求めてもいいのか。話題になった発言を入口に、理想を具体化し、出会える場所で行動し、他人の評価で基準を下げない3つの考え方を解説。仕事にも通じるスィートスポット理論につなげます。

婚活で「年収5000万円以上の人と結婚したい」と話した女性が話題になり、大きな反響を呼びました。現実的ではない、理想が高すぎるという声が出る一方で、その発言を見た年収5000万円以上の男性から連絡が来たともいいます。

この話を、単なる婚活の炎上として終わらせるのはもったいありません。人生で何を望むのかを決め、周囲の評価に流されず、その望みに合う場所で行動する。婚活だけでなく仕事にも通じる3つの考え方をお伝えします。

理想を口にしたから、出会いが始まった

番組では、年収5000万円以上の男性は全体の約0.6%と紹介されました。1000人に1人にも満たない割合です。だからこそ、もし本当にその条件の人を探すなら、誰にでも好かれる希望を言うのではなく、対象となる人に届く言葉を使う必要があります。

「普通の人でいい」と言えば、普通の条件の人に届きます。「年収5000万円以上の人と結婚したい」と言えば、その条件に当てはまる人が、自分のことかもしれないと気づきます。理想を口にすることは、相手を選別するだけではありません。自分がどこで出会いたいのかを明確にする行為なのです。

もちろん、その理想が必ず叶うとは限りません。それでも、自分の基準を他人の笑い声だけで下げてはいけません。

常識では不可能でも、可能性は残っている

多くの人は、1000人に1人しかいないなら、難しいから諦めようと考えます。しかし人生は、確率だけで決まるものではありません。必要なのは、条件に合うたった1人と出会うことです。

理想を決めたなら、待っているだけではいけません。婚活サービスを使い、マッチングアプリを試し、条件に合う人へ自分から連絡する。ひとつの方法でうまくいかなければ、別の場所へ移る。理想を言い続けることと、何もしないことは別です。

「そんな人はいない」と言われる場所では、見つからないのが普通です。だから、見つかる場所へ移動し、具体的に行動する必要があります。

周囲の意見より、自分の基準を持つ

婚活でも仕事でも、最後に人生を決めるのは自分です。「周りはどう思うか」「笑われないか」と考え続けていると、いつの間にか他人の基準で人生を選ぶことになります。

私がアナウンサーを辞めて、ベストセラー作家になると言った時も、周囲から反対されました。出版にはお金がかかる、そんなことを言って大丈夫なのか、現実を分かっていないのではないかと言われました。

それでも私は、作家になりたいという基準を手放しませんでした。現在は100冊目の本を出し、200冊まで書くと決めています。周囲ではなく、自分の基準で生きることが重要です。

婚活で理想を実現する3つのポイント

1. 理想を具体的に決める

「いい人と出会いたい」だけでは、どこへ行けばいいか分かりません。年収、価値観、仕事、生活など、自分が大切にしたい条件を言葉にしてください。条件が明確になるほど、出会うべき場所も明確になります。

2. 理想に合う場所で行動する

理想を掲げるだけで待っていても、状況は変わりません。婚活サービス、アプリ、紹介など、出会いの可能性がある場所を試しましょう。合わなければ、方法を変えればいいのです。

3. 他人の評価で基準を下げない

「高望みだ」と言われても、それは相手の価値観です。自分の人生で何を選ぶかは、自分で決めてよいのです。99人に理解されなくても、たった1人と出会えれば人生は変わります。

スィートスポットで勝負する

この考え方は、婚活だけではありません。仕事でも、周囲から評価される場所と、自分が自然に力を発揮できる場所が違うことがあります。

私の場合、アナウンサーとして話すことよりも、頭で考えて文章にすること、作家として本を出すこと、起業家として仕組みを作ることのほうが、自分の力を活かせる場所でした。だから、勝てる場所へ移動しました。

スィートスポットとは、才能、好きなこと、周囲から求められることが重なる場所です。人は生まれつき、3つのスィートスポットと呼ばれる職業を持って生まれてくると考えています。自分に合う場所を知れば、無理に人の基準へ合わせなくても、自然に力を発揮しやすくなります。

今日から、自分が本当に望む基準を書き出し、その理想に出会える場所をひとつ試してください。理想を下げる前に、場所と行動を変えてみるのです。

あなたが変わらないのは、努力が足りないからではありません。まだ、自分が勝てる場所を見つけていないだけかもしれません。自分のスィートスポットを知りたい方へ、『スィートスポット』を無料でプレゼントしています。希望する方は概要欄から登録してください。

100冊記念企画 全員プレゼント