第1章:初めて知った「役に立つ」喜びと仕事の定義の変化
働くことの意味がわからず、自分を偽ってまで働きたくなかった私。そんな私にとって、人生で初めて「自分の価値」を教えてくれたのは、友人からの人生相談でした。
アドバイスができる立場ではないと思っていた私が、ただ話を聴いただけで友人が「気持ちが軽くなった」と感謝してくれた瞬間。それが、自分の中でなにかが動き出した瞬間でした。「人の役に立てた」という実感が、初めて自分に価値を与えてくれたのです。
その頃に出会ったのが占い師という仕事。言葉で人を癒やし、導いていく仕事は、想像以上に魅力的に感じました。「人の話を聴くことが、仕事になる」。それが現実だと知ったとき、私の中で光が差したような気がしたのです。
私もただ誰かに必要とされたかった。その気持ちが、「役に立ちたい」と思えたとき、働くことの意味を根本から変えました。
頼られることが自信になった初めての体験
タロットカードを購入し、最初の一歩として友人を占ってみたとき、私は震えていました。当たるかどうかの不安よりも、「私がやっていいのか」という怖さがあったのです。
それでも、カードを読み上げるときは不思議と迷いがなく、驚くほど集中していました。占いが終わった後、友人は「めちゃくちゃ当たってた!」と笑ってくれ、そして「話を聴いてくれてありがとう」と言ってくれました。
この「ありがとう」は、私の人生で一番うれしい言葉になりました。仕事で役に立った経験が、今まで一度もなかったからです。
その後、別の友人たちからも「占ってほしい」と依頼が来るようになり、人から求められることが自信に変わっていきました。頼られることは、自分が必要とされている証拠。これまで誰の役にも立てていないと感じていた私にとって、これは奇跡でした。
「いま目の前の人の力になりたい」という気持ちだけは誰にも負けない。頼られる経験が、自信の種をまいてくれたのです。
第2章:小さな報酬がもたらした「仕事」への衝撃
友人から占いを頼まれる日々が続いたある日、一人の友人が「さすがにもう無料じゃ申し訳ないから、お金払わせて」と言ってきました。私は戸惑いました。お金をもらうなんて、まだ早い気がしたからです。
でも友人は本気で、「あなたの占いに救われたし、それだけの価値がある」と言ってくれました。そのとき、初めて1000円を受け取りました。それは、人生で初めて「自分の力で得たお金」でした。
コンビニのアルバイトや事務の仕事を手伝ったときにはなかった重みが、この1000円にはありました。誰かの悩みに向き合い、自分の言葉を届け、真剣に時間を使った結果だったからです。
このとき、働くことの意味が少しだけわかった気がしました。働くとは「価値を届けること」であり、「報酬は感謝の形」なのだと。報酬が生まれた瞬間、占いは「趣味」から「仕事」へと変わったのです。
働くことへのネガティブなイメージが覆された
働くことにネガティブなイメージしかなかった私にとって、占いの経験は衝撃でした。やりたいことをやりながら、誰かの役に立って、対価も得られる。それは、今まで知っていた「仕事」とはまったく別の世界でした。
これまでの仕事のイメージは、「会社に通って、上司に怒られ、数字を追われる」というもので、自分には無理だと感じていました。
でも占い師は、自分の感性を活かして、人と心でつながる仕事。人のために時間を使い、人の未来を一緒に考える仕事。そして何より、自分が一番満たされていた。誰かの笑顔を見たとき、自分の存在に意味が生まれた気がしたのです。
働くことは、我慢することではない。「自分を活かすこと」であり、「人を幸せにする手段」だったのです。
第3章:共感力が最強の武器になるという気づき
特別な才能がなくても、人の話をちゃんと聴けるだけで価値がある。占いを始めてから、そのことを深く実感しました。
相談者の多くは、答えを求めているようで、実は「共感」を求めています。自分の気持ちを整理したいだけであって、誰かに決めてほしいわけではないのです。だから、ただ話を聴きながら「わかるよ」と伝えるだけで、涙を流す人がいます。
その瞬間、「聴くことの力」をはじめて知りました。
「お人好し」が「武器」に変わる瞬間
共感力なんて、これまで評価されたことは一度もありませんでした。むしろ「お人好しすぎる」と言われることが多かったのです。けれど今では、それが武器になっている。何度もそう感じる場面に出会いました。
みんなと同じである必要はない。「あなたに話してよかった」と言われたとき、職業としての誇りが生まれました。ただ聴くこと。それが人の未来を変えるスタートになるのです。
共感という力は、誰にでも眠っている最強のスキルなのです。
第4章:過去の経験すべてが「仕事の材料」に
占いの勉強をするほど、自分の過去と向き合う時間が増えていきました。カードの意味を理解しようとすると、どうしても自分の人生と照らし合わせてしまうのです。
過去の自分を責めるのではなく、見つめ直すことができるようになると、過去の経験が少しずつ「材料」になっていきました。相談者の話を聴く中で、「私も同じようなことがあったな」と思う場面が何度もあり、そのときに自然と自分の言葉が出てくるようになったのです。
「過去に意味なんてない」と思っていた頃の私。でも今は、すべてが占い師としての糧になっていると感じています。過去を受け入れたとき、自分の中に一貫性が生まれ、自信が静かに根を張っていったのです。
過去は、今この瞬間に使うために用意されていた素材だったのです。
心が整う働き方の価値
占い師として活動するうちに、「人の話を聴きながら、自分の心も整っている」という事実に気づきました。誰かの感情に寄り添うということは、自分の感情とも向き合うことになります。人の痛みを受け止めながら、自分も癒されていく。それは会社員時代には一度も味わったことのない感覚でした。
「働く=ストレスが増えるもの」だと思っていた私にとって、占いは逆でした。「働く=心が穏やかになる時間」だったのです。
朝はゆっくり起きて、好きなタイミングで仕事を始め、リズムも空間もすべて自分で選べる働き方。無理せず、心地よく、感謝されながら働ける。それがこんなに満たされることだと、初めて知ったのです。
心が整った状態で働くことは、生きる質を変えるということなのです。
まとめ
あなたが持つ「共感力」や「人の話を聴く力」は、特別な才能です。占いという世界では、その力が誰かの人生を救い、そしてあなたの仕事の価値になります。
働くことは、誰かを犠牲にすることではなく、自分と相手の心を同時に満たすことができるのです。過去のどんな経験も、すべてがあなたの言葉に重みを与える材料になります。
もし今、「人の役に立ちたい」という気持ちを抱えているなら、その共感力を活かして、誰かの未来に光を灯すことを始めてみませんか。
あなたの共感力は、誰かのためにどう役立てるのが一番良いと思いますか?
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