赤ちゃんは、英語を2000時間聴くと、英語を話しだします。
日本語を2000時間聴くと、日本語を話しだすと言われます。そう。学習の臨界時間は、2000時間なのです。
私自身、アナウンサー時代に野球実況を2000時間聴くというトレーニングをしました。
2000時間聴いていると、自然と「ピッチャー第一球投げました!」と自然と口から出てくるようになったのです。
「数学が苦手なんです」と言う人は、2000時間やればいいのです。
「ビジネスアイデアが浮かんでこないんです」という人は、2000時間ビジネスアイデアの作り方に関して勉強す
ればいいのです。
学習の臨界時間は2000時間だとわかれば、できないものがあるのではなく、純粋に2000時間やっていないだけだと考えられるはずです。
では、勉強さえすれば、その分野で成功できるのか? というと、そんなことはありません。
1万時間の行動が必要です。
プロフェッショナルと呼ばれるためには、1万時間その仕事をする必要があります。
それも、同じ経験を1万時間ではなく、違う経験を1万時間することが大切です。
毎年、同じ仕事を20年繰り返している人よりも、毎日違う仕事を20年した人のほうが経験値は上です。
毎日同じ原稿を読むアナウンサーはいません。
毎日違う原稿を読んで、10年、20年してやっとニュースを読むことに関して1人前だと言われるのです。
行動1万時間は、最速化することはできません。
学習2000時間の、本を読むと言うことだけに関しては、最速化が可能です。
ならば、最速で本を読むスキルは、成功するうえで持っていて当たり前なのです。
『本当に頭がよくなる1分間読書法』
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