「1冊1分なら、大量の読書が可能になるぞ。
1時間は60分なのだから、1時間で60冊。2時間で120冊読めるぞ」
と勘違いする方もいるはずです。
残念ながら、そうは問屋がおろしません。
1冊1分にはなりますが、あなたの脳内の時間は、ゆっくり流れています。
そう。脳の疲労度は、1冊1時間で読んだ時と、変わらないのです。
1冊1分になるということは、1時間分の疲労が、1分間で蓄積されるということとイコールなのです。
1日10冊読んだら、10時間分の疲労が。
1日20冊読んだら、20時間分の疲労がたまるのです。
では、私自身の最高冊数は何冊なのか。
それは、38冊です。
38冊を読んだところで、かなり頭がボーっとしてきて、その後数時間は、
ほかのことが手につかなくなるくらい疲れました。
38時間分の疲労が、脳に蓄積されたのですから、当然です。
私の経験則で言えば、1日20冊をマックスにするというのが結論です。
そうしないと、その後、数時間の時間がボーっとしてしまって無駄になるからです。
どうしても最速で専門家になりたいという場合は、1日20冊にするのがベストです。
1日20冊で10日で200冊。100日で2000冊という計算になります。
これでも、1日20時間分の疲労がたまりますので、かなり疲れます。
とはいえ、その後にほかの仕事に取り掛かっても、それほど差し支えはありませんので、
1日20冊が最高冊数だと思ってください。
『本当に頭がよくなる1分間読書法』
http://tinyurl.com/leh7a8p
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