「新聞くらい読んでいないと、仕事にならないのではないか」
「新聞を読まないと、周囲についていけないのではないか」
と思っている方もいるかもしれません。
ですが、それはとても古い考え方です。
新聞は、テレビが登場する前の時代であれば、情報を伝える手段として、もっとも効率的なメディアでした。
テレビが登場してから、速報性では、まったく歯が立たないメディアになってしまったのです。
たとえば、プロ野球の試合が24時近くまで長引いただけでも、結果が新聞には掲載されません。
なぜなら、印刷をしている時間が必要なのが、新聞だからです。
テレビであれば、夜中の2時に試合が終わろうが、伝えることができます。
さらに、インターネットであれば、速報をして、なおかつ、活字として残すことが可能なのです。
つまり、新聞は、速報性という意味でテレビに負け、活字として残るという意味で、
インターネットにも負けるのです。
しかも、テレビとインターネットであれば、購読料はかからず、無料でニュースを観ることが可能なのです。
テレビ欄でさえ、テレビの「番組表」というボタンを押せば見れてしまうわけですから、
まさに「時代の遺物」なのが、新聞なのです。
「いや、新聞には信頼性があって」という方もいるかもしれませんが、信頼性を求めるのであれば、
NHKのニュースを観たほうが、信頼できるのではないでしょうか。
朝、新聞を読んでしまったら、30分、1時間のロスになります。
トイレで新聞を読むという方もいるのですが、論外です。
もし、トイレで読むのであれば、i-padなどのデジタル機器か、スマートフォンをトイレに持っていき、
インターネットのニュース欄を読めば、そのほうが、好きな記事だけを読むことが可能です。
よく、新聞の切り抜きをしている人がいますが、それをするのであれば、
インターネットで見つけた記事のURLをお気に入りに登録するか、コピーペーストして貼り付けたほうが、
のちのちに仕事で使えます。
新聞を購読する習慣をやめるだけで、30分の自由な時間ができるのです。
『あなたの時間はもっと増える 1分間時間術』