1冊1分になるトレーニングは、本の内容を1冊1分で読みながら、ダイレクトに頭に入れていく作業です。
「いったん潜在意識に本の内容を入れて、そのあとにアウトプット作業をする」という流派もあるようです。
私の流派は、1冊1分で、そのままダイレクトに内容を頭に入れていきます。
本を読んだ後にアウトプット作業をしていたら、それは1冊1分とは言えないと考えているからです。
1冊1分で本を読んでも、59分かけて内容を思い出していたら、それは1冊1時間と同じになってしまいます。
本をめくるスピードと、脳の情報処理のスピードをイコールにしていく。
これが、1冊1分になるということです。
その際に、いったん見開き2ページすべてを頭に入れて、時間差で、重要ではないものが勝手にそぎ落とされるというイメージを持つようになります。
図書館に行ってしまうと、自腹を切っていない本を読むわけですから、本そのものが重要ではない、
内容も重要ではないと脳が認識し、1冊1分のスピードは変わらないのに、内容は頭に入ってこなくなってしまうのです。
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もちろん、リカバリーする方法はあります。
また、お金をかけて本を買えばいいのです。
そうすると、自腹を切った本に関して、脳が重要だと認識し直します。
900人以上卒業生がいると、「これをやってはいけない」と言っているのに、あえてやってしまう、あまのじゃくな方も現れます。
「図書館に行ってしまったら、今まで以上に本にお金をかけてください」と、その都度アドバイスをしているのです。
『本当に頭がよくなる1分間読書法』
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