ノートは、右側しか使わない。
ルーズリーフは、左に穴が開いている面しか、使わない。
ノートは、右側しか使わないようにしましょう。
「え? それはもったいない! 何を考えているんだ。左側を空白にするなんて」と思う方も、きっといるでしょう。
「それは、石井さんがお金持ちの家庭に生まれたからであって、貧乏な僕には合わないやり方です」
と反発する方も現れるかもしれません。
成績が上がらない方は、勉強するときに「もったいない」という言葉を使います。
成績が上がる人は、「お金をかけてでも、最速で成績を上げよう」とします。
「ノートは、ぜいたくに使うものだ」と考えを改めましょう。
次に復習するときに1秒だと考えたら、余白だらけで使うのが、正しいノートの使い方です。
ノートは、右側にだけ、余白をたっぷりとりながら、書きます。
なぜ、左側を開けておくのか? というと、いずれ切り取って、別のノートに貼ることができるようにしておくためです。
同じページに、徳川家康のことと、織田信長のことを書いたとします。
いずれ、徳川家康でまとめたい、織田信長でまとめたいと思ったら、そのページを切って、別のノートに貼ればいいのです。
もし、裏に何か別のことが書いてあったら、切り貼りするときに、いちいちコピーを取らなければいけなくなります。
いずれ、まとめることがあるかもしれないと逆算すると、ノートは右側しか使ってはいけないのです。
そうなると、ノートよりもルーズリーフのほうが使いやすいということになります。
学生時代は、ルーズリーフではなく、ノートばかりを使っていました。
結局、切り貼りをすることも考えて、今の私は、ルーズリーフに落ち着いています。
7ミリ間隔で、30穴のA4ルーズリーフです。
そのルーズリーフの片面だけを、ゆったりと使っています。
左に30穴が空いている状態です。
もし、1行1行空けずにノートを取っていたら、はさみで切るときに、キツキツになります。
最低でも1行空ける習慣をつけておけば、はさみで切りやすいのです。
常に、ノートは、「いずれこう使うかもしれないな」と逆算して取るのです。
★ノートは、右側だけを使おう。
『本当に頭が良くなる1分間ノート術』
http://tinyurl.com/pfqlfyb
石井貴士のLINE@はこちら