【人生が変わる27分】 二極化がやって来たぞ!コロナ時代の新用語ジョブ型雇用って何?

  • ジョブ型雇用について知りたいという人
  • パワハラが無くなってほしいという人
  • 奴隷の人生ではなく王様の人生を送りたい人

人生は変えられる、石井貴士です。

今回はジョブ型雇用って何?奴隷の人生ではなく、王様の人生を送ろう、というテーマでお届けします。

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この動画を観ることで、あなたが得られる未来。
それはコロナ時代の新用語、ジョブ型雇用について分かる、という未来です。

今ジョブ型雇用、という言葉が話題になっています。日立もKDDIもジョブ型雇用にするということです。

このジョブ型雇用の流れ、止まらないと思います。

ジョブ型雇用によって、日本の未来はどうなっていくのかについて、話す動画になりますので、是非この動画最後までご覧ください。

まずは結論からいきましょう。

今回の動画から学べる、人生を変える3つのポイント

その①コロナ時代の新用語ジョブ型雇用って何?メンバーシップ型からジョブ型の雇用になる

②ジョブ型雇用の7つのメリット7つのデメリット

③奴隷の人生ではなく王様の人生を送ろう

ということを伝えします。

この動画はどんな人にとって有益なのかと言うと、

ジョブ型雇用について知りたいという人、
パワハラが無くなってほしいという人
奴隷の人生ではなく王様の人生を送りたい人です。

なぜなら今、コロナをきっかけにジョブ型雇用に日本社会が切り替わるタイミングにいるからです。

今までは、メンバーシップ雇用と言われる雇用形態でした。ですが、コロナで在宅勤務、リモートワークが増えたことで一気にジョブ型が一般化しています。

ジョブ型雇用は嫌だと、逆らってもしょうがないので、この波に乗るしかありません。是非あなたもジョブ型雇用の波に乗って成功しましょう。

今回なぜこの動画を撮ろうと思ったのかと言うと、コロナが来たことで、完全に時代が変わっているのに、ついていけていないという方が多いからです。

もう、ジョブ型雇用の波止まらないです。

にも関わらず、未だにジョブ型雇用って何?という人も多くいます。対極の概念である、メンバーシップ型雇用という言葉も知らない方が多いです。

コロナが起きたことで、急速に時代が変わりましたので、ジョブ型雇用について学んでいきましょう。

では人生を変える3つのポイント、具体的に一つ一つ見ていきましょう。

①コロナ時代の新用語ジョブ型雇用って何?メンバーシップ型からジョブ型の雇用になる

まずはジョブ型雇用という、言葉の意味から知りましょう。

ジョブ型というのは、仕事の範囲をここからここまでですよ!と明確にして、ここからここまでやったら、いくらあげますよ、という仕事の形態です。

逆の概念としてあるのが、メンバーシップ型雇用です。

メンバーシップ型っていうのはあなたは仲間ですよ、一緒に頑張る仲間なんだから、仲間である以上、いくらあげますよというものです。

仕事をしたかどうかによって報酬を支払われる、これがジョブ型です。

それに対して仲間であることに、報酬が支払われる、これがメンバーシップ型です。

メンバーシップ型の特徴というのは、終身雇用です。

あなたは仲間です、仲間なんだから、65歳の定年まで面倒を見ますよ、その代わりに転勤があったら従ってくださいね。人事異動にも従ってくださいね、総務部に行けと言われたら総務部に、営業部に行けと言われたら、営業部に行ってください。

上司の命令にも従ってもらいます。やりたくない仕事でもやってください。
仲間なんだから、誰かがやらなきゃいけない仕事だよね、というわけです。

皆が残業しているんだから、お前も残業しろ、仲間なんだから残業しろ、ということです。
これがメンバーシップ型です。

ジョブ型というのは、ここからここまではあなたの仕事なので、この仕事に関してやってくださいね、ということです。

②ジョブ型雇用の7つのメリット、7つのデメリット

メリットその1 同一労働、同一賃金

同一労働、同一賃金になるということです。労働量に対して、お金が支払われるんです。

俺は偉いんだぞ、とふんぞり返っても仕事の成果をあげなければ、もちろんお金もらえません。

派遣社員でも、契約社員でも、正社員でも、ここからここまで仕事をしたら、その仕事に対してお金がもらえる、ということになるので、正社員と派遣社員の給料の区別がなくなるんです。

僕もアナウンサーで、正社員で入社しました。僕は正社員のアナウンサーなので、給料は高い。

一方で、主婦のパートです。テレビに出て、アナウンサー的なこととかやってみちゃったりしたいです、という方もいます。

日給1万円の主婦のアナウンサーです、という人に僕は何度も仕事を奪われました。何故ならば、その方が安いからです。

だって主婦の方が、石井よりリポーターとしても上手いじゃん、文句も言わないじゃん、お金にもこだわってないじゃん、と言われたら、僕は負けるしかないんです。

安くて良い放送ができるんだから、それに越したことはないじゃないかと言われてしまうんです。

僕は入社試験で、350人から僕一人が内定してアナウンサーになったんです。でも、アナウンサーとしては下手だったと。となると、日給1万円の主婦の方がいいよね、ということになるわけです。

俺は正社員なんだと、いくら威張っても仕事ができる外注先の人がいたら、その人が仕事をした方がいい、ということになりますよね。

それはテレビ局のアナウンサーであれ、同じなんです。

テレビ局の報道記者というのも、正社員の記者もいれば、派遣社員の記者もいます。下請け会社の記者もいます。

定年退職後のおじいちゃんが、デスクに座って仕事をしていることもあります。

同じ1分の原稿を作るんだったら、正社員がやるよりも定年退職をした、おじいちゃんがやった方が安いんです。

報道番組でも、遠いところに取材に行くとなると正社員だと、残業代を出さなきゃいけないことになります。

でも下請け会社に任せてしまえば、安いお金でニュース原稿、ニュース映像が出来上がってくるんです。

だとすると、正社員が報道をするのは費用対効果が悪いということになります。

どうせ視聴者の方には、正社員が取材をしたか、下請け会社が取材をしたかなんて、分からないんですよ。

だから下請け会社の人とか、アルバイトの人がTBSっていう、腕章をつけたり、フジテレビっていう腕章をつけたりとかして、取材をしてるケースとても多いんです。

フジテレビのニュースって言うと、フジテレビの正社員が取材したニュースだと、みんな勘違いしてます。

そんなわけないじゃないですか。
フジテレビの下請け会社の人、アルバイトの人が作っているニュースっていうことなんです。

フジテレビの正社員、自らが自分の責任を持って、報道しているニュースではない!っていうことなんですよ。

テレビ朝日のニュース番組は、テロップに間違いが多いなぁと思う方多いと思います。仕様がないんです。

アルバイトがテロップを打ってるんです。テレビの報道を信頼しない人が増えた、というのは、こういう背景もあるんだと思います。

ジョブ型雇用になると、どうなるかと言うと、取材をする人は時給いくら、テロップを打つ人は時給いくら、というふうになります。

より正社員が取材をしていく、というケースは無くなっていくと思われます。

メリット2 パワハラやセクハラが減る

パワハラが無くなる、セクハラも減る、ということです。
成果物に対してお金が支払われるということになれば、パワハラも減ります。

俺は偉いんだから言うことを聞け、というのはマネジメント力が無い、ということになってしまいます。

パワハラ型の上司っていうのは、リモートワークになって全部録画されてしまうと、一掃されることになります。

気合でやれ、気合で!という上司は、具体的に何をどうやったらいいか、指示をしていないという上司なので、ダメだということがバレてしまうんです。

いずれは部長、課長も、ジョブ型になります。

いいマネジメントができる部長がいると言ったら、そういう人を外注でお願いして、部長をやってもらう、ということにもなるんです。

昔だったら正社員として頑張って、35歳なんでそろそろ課長、40歳なんでそろそろ部長か、というふうになりました。

そういった年功序列で、部長・課長になっていくのが、当たり前だったんですけれども、マネージメント力だけで、評価するとなれば、25歳でマネジメントができる人だったら、その方でいいですし、さらに給料が安い部長、給料が安い課長というのを外注先から引っ張ってきたら、正社員じゃなくてもいいということになるんです。

セクハラというのも、メンバーシップ型だから起きたわけです。

みんなで一緒に集まってやろうよとなるから、セクハラが起きます。

でもここからここまでが仕事ですよとなれば、セクハラは業務の中に入っていないので、必要がないですよ、ということになります。

セクハラされる部分は、業務内容とは関係ないので、別にメンバーでもないんだから、完全にアウトだということになります。

仕事の成果しか求められないわけですから、人間性とか、可愛いとか、イケメンとか、そういったことも、どうでもよくなるんです。

メリット3 リモートワークとの相性が良い

コロナでリモートワークが中心になりました。なのでここからここまで頑張った、という成果も把握しやすくなったんです。

パワハラも証拠が残ってしまう、だからできないということになります。セクハラもリモートだったら、そもそも触れません。

触れないんだったら、せめてセクハラ発言でも・・・という方、未だにいるらしいんですが、それも証拠が残ってしまうので良くないです。

会社に出社するという、文化があったから、メンバーシップ型は成り立っていたということがあります。

でも人と会わない、出社もしない、ということになれば、ジョブ型の方がいいんじゃないか、という流れは止まらないと思います。

メリット4 働かないオジサンがいなくなる。

働かないオジサンがいなくなる、ということです。年功序列で働かないけれども、お金がもらえるという、おじさんいっぱいいます。

どの企業にもいます。大手企業とても多いです。

以前、僕大企業の方と、異業種交流会で会ったことあるんですけれども、全く仕事ができるという方ではありませんでした。

40代、50代で、本当に仕事ができないな、という大企業の方、何人も会ったことがあります。

学生時代には優秀だったから、大手企業に採用されたのではないかと思うんですけれども、何十年もぬるま湯にいたせいか、何もできない人達になっているんです。

ジョブ型になると、働かないオジサンがいなくなるので、会社として、とても健全な体制になっていきます。

メリット5 好きな仕事を選べる

好きな仕事を選べるようになる、ということです。

今までは総合職で新卒一括採用が行われていました。研修期間があって、その後に経理部に行くのか、営業部に行くのか、企画部に行くのかというのは、会社の都合によって決められていました。

僕は企画部に行きたいです、と言ってもお前は経理で修行を積んでからだな、と言われたりします。

こういったことが、もう無くなるということです。

僕はアナウンサーの時に、報道部には行きたくないなと思ってました。

そもそも取材が嫌いだったんで、やりたくなかったんです。
アナウンス部に所属はしていたんですけれども、スポーツが嫌いなので、スポーツ実況もやりたくなかったです。

野球実況だけは好きなんですけど、それ以外は全く好きじゃなかったんですよね。

僕がやりたかったのは、ラジオのパーソナリティで多くの人を勇気づける、そんな番組だけがやりたいと思ってました。

だからそれ以外の仕事は、我慢して折り合いをつけてやる、というスタンスでした。

でもジョブ型雇用だったら、好きな番組だけを担当して、それ以外のことはしない、ということができたと思います。

メリット6 専門性

専門性を高められるということです。5年経理、5年営業、5年総務、という人がいます。

そういう人は残念ながら、ジョブ型雇用ではスキルがない人だ、と言われるようになります。

経理だけを10年、経理だけを20年やってます、という人が、評価される時代です。専門性をずっと高めていける、ということになります。

メリット7 自由な働き方

働き方が自由になるということです。朝型でも、夜型でも、どっちでもいいんです。

働く人の中には、朝型の人もいれば、夜型の人もいます。
朝型の人は、朝5時に起きて仕事をしてもいいですし、昼まで寝ていたい、お昼の間は仕事したくない、という人もいます。

そういう人は、夜に仕事をすることができるようになるんです。毎日仕事をしたくない、というのも大丈夫です。

成果を上げてくれさえすればいいので、3日集中して5日分の仕事をしてしまって、4日間休めば、週休4日になることもできます。

もしくは毎日4時間だけ仕事をします。その代わり週休0日です、と言う働き方でもいいということなんです。

ゲームをしながら仕事をしたい、という人もいれば料理をしながら、仕事をしたいという人もいます。

音楽を聴きながら仕事をしても、ダンベルを上げながら仕事をしても、OKなんです。

場所に関しても、家で仕事をしたいという人もいれば、カフェで仕事をしたいとか、公園で仕事をしたい、海外のビーチで仕事をしたい、という人もいますが、それもOKになります。

成果さえ上がっていれば、それでいいので働き方がとても自由になるんです。

これがメリットになります。

では7つのデメリットを一つ一つ見ていきましょう。

デメリット1 スキルがないと雇ってもらえない

スキルがないと、そもそも雇ってもらえないということです。

新卒一括採用で研修があって、という時代ではないです。そもそもスキルが無いということであれば、採用されなくなります。

無料で研修をしてもらって、という時代ではなくなります。マニュアルを渡されて、この通り仕事ができますか、出来なければ結構です、と言われるだけです。

自分がスキルを得ていくためには、自腹で研修をする必要が出てくる、というわけなんです。

デメリット2 常に解雇される可能性がある

いつでも解雇される、ということです。

今までは、このプロジェクトが終わったら、次にあなたはこのプロジェクトをしてくださいね、というふうに、会社が割り振ってくれました。

ですがジョブ型だと、その人に最適な仕事だけが与えられる、ということになります。

例えばインドネシアの、事業を撤退して、ロシアの事業をやります、と言った時にインドネシアで雇用していた1万人を、そのままロシアに行ってくれ、というわけにはいきません。

これは無理ですし、意味がないです。1万人を解雇して、また1万人を雇うということになります。

これと同じように、プロジェクトごとに人が入れ替わっていくというのが、当たり前になります。

なので常に2つ3つのプロジェクトを同時に動かしている人が、一番収入的には安定する、ということになります。

お中元を上司に送るという、習慣もなくなります。あいつはお中元を送ってくるから、また雇ってやろうという時代ではないです。

今までは仕事ができなくても、生きていけたんですけれども、これからは仕事ができない人は、生きていけないということになります。

派遣切りという言葉もなくなります。正社員派遣社員と区別がなくなって、いつでも解雇されるようになれば、派遣切りとは言わなくなるんです。

ジョブがなくなったので、仕事がなくなるというだけになります。

今コロナで派遣切りが酷い、というふうに話題になっているんですけれども、そもそも毎月のように、解雇、雇用、解雇、雇用ということが続けば、それはもう派遣切りではなくなってくる、ということなんです。

デメリット3 福利厚生が無い、雇用保険も無い、ボーナスも無くなるということです。

その仕事の成果に対してだけ、お金が支払われるので福利厚生とか、そういったものは無くなります。

大企業と仕事をしたから、大企業の別荘を使えるとか、そういったことも無くなります。

雇用保険も無いです。毎月のように仕事ができて、仕事がなくなるというわけですから、雇用保険という制度もいずれ無くなっていくと思います。

ボーナスって言うのは、この会社にいてくれてありがとうという、所属に対して、支払われることが多いので、メンバーシップ型には、ボーナスがあったんですけれども、ジョブ型には基本的にボーナスはありません。

なのでクレジットカードのボーナス払いとか、そういったものも無くなっていくと思います。

全員がフリーランス状態で、仕事をしろということです。

デメリット4 仕事ができる人とできない人との格差が広がる

ここからここまで与えられた仕事をしたら、それ以外の時間は自由ですよと言うと、じゃあ他の勉強してスキルアップをしようとか、そういった人は、収入がどんどん上がっていきます。

でもそれ以外の時は、遊んでいようという人は、どんどん仕事が無くなっていきます。

普通の人は、8時間かかるという仕事を、6時間でできるようになれば、2時間その人は自由時間ができます。

他の人は8時間かかるのに、自分だけ12時間かかってしまったら、残業代は出ない、ということになります。

優秀な人は空いている時間で、副業ができたり空いている時間で勉強ができたり、いうことになるんですが、優秀ではない、仕事ができないという人は、仕事に追われていっぱいいっぱいになります。

どんどんスキルが上がっていって、優秀になっていくという人は、どんどん高い賃金で雇われていく、ということになります。

でも優秀ではなければ、低賃金な仕事しか残っていないよ、という時代になるということです。

学歴が関係ないので、学校名で採用されなくなる、ということです。頑張って東大にいった、頑張って慶應に行ったんだ、と言っても、関係ないです。

ここからここまで、仕事ができるかどうか、それしか見られないということになります。

イケメンだったら採用される、美人だったら採用される、というのも減っていくでしょう。

リモートワークなので、カメラをオフにして仕事をしてしまったら、誰かも分からなくなります。

成果物さえ上げてくれればいい、というドライな形になりますので、学歴も関係ない、ルックスも関係ない、ということになります。

今まで学校で頑張ってきたことは、何だったんだ!ということになります。真面目に頑張っているというのも、全く関係ないです。成果を上げてくれるかどうかです。

デメリットの6つ目、家族手当、家賃手当が無くなる、社宅も無くなるということです。

今までは家賃手当がありました。

あなたはメンバーなんです。仲間なんです。だから家賃も補助しますよ、家族が増えたら、子供1人に付き1万円給料アップですとか、仲間なんで住む家も提供します。社宅に住みましょう、社宅は月4万円の家賃でいいですよっと、そういう時代があったんですが、それが無くなるということです。

メンバーシップ型だと、7人家族、10人家族とか、そういった人が、給料が高いっていうこと、ありましたよね。

でも仕事の成果に対する、給料になれば、そういったことは無くなります。大家族の人は突然収入が減る、というのが、ジョブ型雇用です。

デメリット7

過去に頑張ったことが、意味が無くなる、ということです。

今までの時代は、今までここまで、頑張ってきたんだから、ということが評価されました。会社のために今まで尽くしてきたんだ、という忠誠心も評価されました。

でもジョブ型だと、ここからここまでの契約に、則った行動をしてください、と言うだけです。過去は全く関係ありません。

ジョブ型の闇というのは何かというと、必ずライバル会社から、潜入して来い、情報を横流ししろー、という人が現れてくるということです。

ライバルからのスパイも、多くなってくると思います。

忠誠心で仕事をするわけではないので、成果物に対してであれば、スパイで入ってこようが、成果を上げてくれれば構わない、ということになります。

もちろん秘密保持契約は、絶対にあります。ですが、そんな契約守らない人が、とても多いと思います。

なぜならジョブ型っていうのは、人間性ではなくてここからここまでの、成果を上げたかどうか、ここしか見られないからです。

トヨタで設計をしていました。ホンダさん、雇ってくださいと言ったら、どうしたらいいんでしょうか。

秘密保持契約があるから、他社には行ってはいけないという、契約を結ばせることはできないと思うんです。

なので企業側には、自由に人が出入りできるような、そんな状態を作っていくことが求められます。

一度仕事が終わったら、その会社への恩義も忘れて次の会社に移っていく、これがジョブ型雇用です。

過去の貢献度、全く認められないというのは、きついなぁと思います。

以上7つのメリットと、デメリットがあるので、理解していただけたらと思います。

③奴隷ではなく、王様の人生を送ろう

ここまではジョブ型雇用の採用される側のメリット、デメリットを見て行きました。

ですがここまで説明してきて、全てを全部否定させてください。

人生において誰かに採用される、そんなことにこれっぽっちも意味はないです。

世の中には王様と奴隷しかいないからです。

ジョブ型雇用も、所詮奴隷です。メンバーシップ型雇用も、所詮奴隷なんです。

シェイクスピアの言葉で、King or Bornという言葉があります。

王様か奴隷か、ということです。

あなたは王様の人生が奴隷の人生か、どちらかを選べということです。

人に雇われるのではなくて、人を雇う側にならないと、王様にはなれません

今まではメンバーシップ型の奴隷が多かった、これからはジョブ型の奴隷が増えるぞ、というだけです。定年まで雇ってあげるから、王様である俺の言うことを聞け!というのが今まででした。

転勤があったら転勤しろ!営業部から企画部に行け!と、命令を聞かされていたわけです。部長・課長というのは、奴隷の長、奴隷のリーダーだということです。

奴隷の夢っていうのは、王様になることではないんです。奴隷のリーダーになるのが、奴隷の夢なんです。

だからメンバーシップ型から、ジョブ型へ っていうのは、メンバーシップ型の奴隷から、ジョブ型の奴隷に移行しますよ、ということなんです。

サラリーマンとして雇われたい、派遣社員として働きたい、という人が多いということは、それだけ奴隷志望の人が多い、ということなんです。

国家公務員は国家の奴隷です、地方公務員は地方の奴隷です。
地方公務員は、地方公共団体の奴隷だということです。

では奴隷でなくなるためには、どうしたらいいのか。

社長になることです。

もしくは一歩譲って、社長の側近になることです。

王様と王様の側近だけが、いい思いができる。これが社会だからです。

中国では、国家主席と共産党のメンバーが、いい思いができます。会社でも社長と取締役が、いい思いができます。

これからは、社長と社長に忠誠を誓った3人まで、この4人体制っていうのが、主流になっていくと思います。

具体的には桃太郎と同じです。

まず、桃太郎というリーダー王様がいます。そしてイヌ、サル、キジがいる、というスタイルです。

それ以外の人が必要になったら、ジョブ型で雇う、ということをすればいいだけです。

船に乗ると言う必要があるときは、船乗りの人を雇えばいいですし、山に行くぞという時は、山に強い人を雇えばいいんです。

経営コンサルタントの神田昌典先生は、起業家、実務家、管理者、統合者、というこの4人が会社には必要だ、ということを提唱していました。

起業家というのは社長ということです。実務家は実際に実務をこなす人、管理者というのは、経理を行う守りの専門家です。統合者というのは、ムードメーカーで組織を楽しくしていくという役割です。

これからは会社に必要なのは、この4人だけでいいということになります。

なので、あなたとしては、まず社長になることが一番です。

もしできないのであれば、実務家になるか、管理者になるか、統合者になるかという側近になる道を選ぶ、これしかないです。

ドラゴンクエストで言えば、勇者、戦士、僧侶、魔法使い、というパーティーですね。僕の会社の場合は、起業家が僕で、実務家で金澤君という秘書います。

そして管理者としては、外注ではあるんですが、友達の税理士が入ってくれています。

統合者はいないという体制です。

秘書の金澤君が、すべて実務をこなしていて、人手が足りない場合は、外注先に仕事をしてもらうように手配してもらってます。

この体制で年商1億でも、年商3億でも、年商10億でもできるように体制を作っています。

まず、あなたは王様の人生を選ぶ、ということが大切です。

どうやったらジョブ型で、雇ってもらえるだろうか、ではなくて、自分の場合は何をすれば成功できるのかという、スイートスポットを知って、自分が王様になっていくことが重要です。

スイートスポットが分からないということは、何の王様になっていいか分からないということです。

人材派遣会社の王様になるべきなのか、プログラミング会社の王様になるべきなのか、分かっていないということです。

何をしたら成功するのかが、分かっていない。

王様には誰も付いて行きません。あなたでもそんな王様には、付いて行きたくないと思うはずです。

多くの人は、王様の人生を選択しません。奴隷として、どうやったら雇ってもらえるんだろうか、とばかり考えています。

なぜかと言うと、奴隷の方が何も考えなくていいから、楽だからです。

思考を放棄して、生きられるからです。

それに引き換え、王様は大変です。いつも考えていなければいけません。いつ外敵が襲ってくるかもしれません。

つまり、いつライバル企業が現れるかもしれない、ということです。いつ内乱が起きるかもしれない、いつ裏切り者が現れるかもしれない、ということです。

いつ社会情勢がゴロっと変わるか、それにも適切に対処していかなければいけない。

コロナで半年間ロックダウンがあろうが、生きていかなければいけないということです。

奴隷の人生ではなく、王様の人生を生きる。

奴隷の人生って情けないと思いませんか?

大企業に勤めるというのは、大きなお屋敷の奴隷になる、ということです。いっぱい給料がもらえる会社に勤める、というのは、給料が高いお屋敷の奴隷になる、ということです。

給料が高ければ、奴隷でもいいじゃないか、という人はとても多いです。うちの会社は自由なんだ、というのは、自由なお屋敷の奴隷になる、ということです。

いくら自由を与えられても、奴隷は奴隷です。

メンバーシップ型のお屋敷の奴隷から、ジョブ型のお屋敷の奴隷に変わるっていうのは、奴隷にとっては不安かもしれません。

ですが、王様にとっては、メンバーシップ型から、ジョブ型雇用になるって言うのは、とても歓迎すべきことです。

優秀な奴隷をより簡単に雇えて、より簡単に解雇できるからです。

あなたには2つの選択肢があります。

奴隷の人生を選ぶか、スイートスポットを見つけて王様の人生を送るか。

これです。

この2つどちらを選んでもあなたの自由です。

一度きりの人生です。

何も奴隷の人生を選ぶことはないと思うのですが、いかがでしょうか。是非あなたには、王様としての人生を送って欲しい、と思います。

今回はジョブ型雇用って何?奴隷の人生ではなく、王様の人生を送ろう!というテーマでお届けしました。

人生を変える3つのポイント

①コロナ時代の新用語ジョブ型雇用って何?メンバーシップ型からジョブ型の雇用になる

②ジョブ型雇用の7つのメリット7つのデメリット

③奴隷ではなく王様の人生を送ろうということを伝えしました。

今回もご視聴、ありがとうございました。

人生を変える学びがあったという方は、高評価とチャンネル登録よろしくお願いいたします。